SportDigital
スケーレクスのデジタルシステム。
鉄道模型のデジタルシステムと同様にレールには一定の電圧が掛かっており、パルスを車載デコーダーが拾って制御するしくみである。(詳しく知りたいのならDCCなどのページを参照するべし。原理は同じです)
デジタルシステムは他のスロットメーカーからも出ているが互換性は無い。(将来、各社仕様を合わせるのかは不明。せめて鉄道模型のDCC&モトローラ方式のように2種類ぐらいにまとめて欲しいところ)
また従来のアナログシステムとも互換性が無く、古くからのユーザーにはこの点が大変不評である。(トラックは共通。コントローラーとパワーベースは専用)

最大6台まで同時走行できるスケーレクス版のパワーベース(C7030)。液晶表示付きでラップカウントが可能。
予選を含めた7つのレースモードを搭載。デジタルカーのID設定の他にブレーキモードの設定が可能。



アダプターを2台接続できる。(4台以上同時走行する場合は必須)


左右に3本づつコントローラーを接続する。AUX端子は今後発売される周辺機器用。


デジタル版のコントローラー。背面の大きなボタンがブレーキボタン。小さい方のボタンが車線変更ボタン。


トラックに埋め込まれている赤外線センサー。デジタルカーからの信号を受信する。


デジタルカー
スケーレクス社のデジタルカーはコンバート用のチップセットが売っており、多少の配線&半田付けでデジタル化できる。(車種によっては車載スペース不足で搭載できない場合がある)
まだ種類は少ないが、最初からデジタル仕様で売られている車もあるし、ショップによってはデジタル仕様に改造したものを売ってくれるところもあるので、工作が出来なくても入手は可能です。
デジタル化によって同一車線上を複数(スケーレクス社製は現在6台まで走行可能)の車が走行できるようになり、車線の少ないホームコースでも多人数で走れるようになる。
車線変更トラック(切り替えポイント)上で車線を変えることが可能。従来のサイドバイサイドだけでなくテールツゥノーズなバトルにもなる。
初心者の急激なアクセル操作を自動的にマイルドにしてくれるのでクラッシュの激減、微妙なアクセルワークが可能に。反面、急激な加速もマイルドになるのでヘアピンでのスピンターンが出来なかったりロングストレートではトップスピードに届くのが遅かったりで上級者には不満な点も多いかもしれませんが走りはより自然で高級感があります。
コースアウト時、車を戻す際にどのレーンに戻してもオッケーなので車線を伝える必要もなく、多レーンでも簡単に戻すことができる。またコースアウト時に隣のレーンに乗っかってしまう場合でもデジタルの場合、合法であってそのまま走行を続けることができる。(無理やり車線変更、幻の走行ラインなど、お好きな呼び名を付けて下さい)
内部には整流回路が入っているので向きを反対に置いてもバックせず直進します。(ラップ等をカウントしないのならパワーベースの向きに関係なく走行可能。よってパワーベースを2つ使って12台同時走行なんてことも可能)

デジタルカーの背面。ガイドのすぐ下に透明の赤外線出力の端子があります。


ID設定とブレーキ設定
デジタルカーにID登録することで各番号のコントローラーに対応します。
まれにクラッシュ時などに登録したIDが飛ぶことがありますが、再度設定すれば直ります。
スケーレクス版のパワーベースではIDの他にブレーキ設定が行えます。
(クアトロックスのパワーベースではID設定は無く、自動的に標準設定になります)

ブレーキ設定

効果

None

ブレーキなし

Button

ブレーキボタン押下時のみ作動。(スケーレクス車標準設定)

Dynamic

アクセルレバーを戻した時に作動。アナログ車に近い感覚になります。

Both

ブレーキボタン押下とアクセルレバーを戻した時に作動。(クアトロックス車標準設定)
何をどう考えてもブレーキ設定は「Button」一択でしょう。
F1などはコースによっては「Both」の方が走り易い場合があるかも‥‥


スケーレクス版パワーベースのバックライト液晶表示パネル。
何でも良いことずくめに見えるがボタン操作は煩雑で非常にわかりにくい。



車線変更トラック
鉄道模型のポイントみたいなもの。枝分かれする手前にセンサーがあり、そこで信号を受けると切り替えを行ってくれます。
真後ろにピッタリ付いていると、先行車がポイント操作を行うとまれに一緒に車線変更してしまいます。
車線変更しにくい車はガイドの先端をヤスリで削って細くすると良いみたいです。

スケーレクスの車線変更トラック(C7007)。
左右それぞれイン側からアウト側、アウト側からイン側へと合計4つのパターンがあります。



スケーレクスの新製品、直線クロストラック(C7036)。どちらの車線からでも利用できるので操作しやすく好評♪


追突に注意!
1レーンに1台の時代には無かった追突事故が多発します。
前方を良く見て、コースアウト時はイエローコーションとして徐行させましょう。
バンパーに緩衝材を付けるのも良いでしょう。


流れはデジタル!特に多人数同時走行に威力を発揮します。今後のラインアップにも期待大!

一度デジタルの走りを体験すると、よほどのマニアかひねくれ者でない限りアナログに戻ることは無いでしょう。それぐらい操作性は向上します。
今まで集めたアナログ資産と決別するのは勇気が要るかもしれませんが、今後はデジタルが主流になると思います。(鉄道模型も最初デジタルは敬遠されていましたが今は当たり前に‥‥)
今後デジタルカーには音声チップなどが内臓され、エンジン音やクラクションが鳴らせたりするかもしれませんね。