デジタルチップ搭載
スケーレクスのデジタルシステムがどんなに素晴らしくとも車が対応してなければ恩恵には与れません。デジタルカーを買うか、通常のアナログカーをデジタルコンバージョンキット(C7006)でデジタル化しなくてはなりません。
また、全ての車種が簡単にデジタル化できるわけではありません。デジタル基盤や配線がボディ内に収まらなくてはなりません。
配線が車軸に干渉したり、赤外線出力装置の配置や穴が空けることが出来なかったり、一筋縄では行きません。
特にモーター配置がインラインの場合はボディ内スペースが限られるため、デジタル化は困難です。
配線や半田付けなどの作業自体はスケールが1/32と大きいので比較的簡単です。

サルーンタイプのコンバージョンキット(C7006)
F1などのフォーミュラカーは別のキット(C7005)を使用。



コンバージョンキットの中身。マニュアルと基盤、予備のガイドが入ってます。


マニュアルには作業手順が新タイプシャーシと旧タイプシャーシの2通り書いてあります。

新型シャーシの場合
デジタルシステム発表後に設計されたシャーシにはデジタル化用の各ホルダーがシャーシに設けられており、ボディ内装もデジタル基盤の入るスペースが考慮されているので、デジタル化は特に問題ありません。

新型シャーシのFORD GRAN TORINO(C2655)


新型シャーシはまずガイド接続部分を交換。基盤側のもの(黄色と緑のコード)に交換


赤外線出力用の小型基盤をセットし本体基盤もホルダーにセット。
両方とも穴やフックがシャーシに加工されているので、そのままはめるだけでオッケー♪



シャーシ裏側の様子。赤外線出力の透明部分がセットされている。


モーターに接続されていたコードを外し、基盤から出ている赤黒のコードに付け換えます。
半田付けする前に仮止めしてからトラックに乗せて走らせてみて、モーターが前進方向に回転するか確認して下さい。
反対方向に走るようでしたら、赤黒のコードを逆に付けます。



これで配線は完了です。
マニュアルの図の通りにガイド右側に黄色のフィーダーを付けると、モーターの黒線は逆になるようです。



コードが車軸やタイヤに干渉しないよう気をつけてボディを戻します。


これで完了です。車線変更のテストも行って下さい。
車線変更しにくい場合はガイドの先端をヤスリで削って細くして下さい。


古いシャーシの場合
デジタルシステムが発表される以前のシャーシには当然デジタル化については何も考えられていません。デジタル基盤の入るスペースも赤外線用の穴なども自分で加工するなどして確保しなくてはなりません。
古いシャーシの場合、一度加工すると戻せなくなるので、無理にコンバートしない方が良いかもしれません。
何台かコンバートするとコツがつかめますので、コンバートが難しい車種は熟練してから再度チャレンジするのがいいと思います。

旧型シャーシのFORD MUSTANG(C2656)


モーターとフィーダーを接続している白黒コードを抜き、基盤から出ている黄色と緑色のコードを半田付けする。


円形マグネット用のスペースの上に赤外線出力用の小型基盤を固定。
(ショップブランド品は透明のエポキシで固定していたので、同様に接着)



赤外線出力の設置例。写真左は円形マグネット用の穴に透明エポキシ接着で固定したもの。
写真右はピンバイスで穴を開け、スペーサーを入れてエポキシ固定したもの。
古いシャーシの場合、いろいろなパターンがあるので毎回工夫が必要。



モーターに黒赤線を半田付け。(モーターの回転方向を確認して下さい)


ボディを戻して完了。基盤やコード類が車軸やタイヤに干渉しないようボディ内へ収納します。